たけし・さんま・タモリの「借金で苦しんだ過去」
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あの“お笑いモンスター”が、一時は「死」を意識したことがあったとは。
明石家さんま(60)の衝撃告白が、話題を呼んでいる。
1月10日放送の、『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で、5億円の借金に苦しみ、
「金額が大きすぎて、もう“死ぬ”か“しゃべる”か(というところまで追い込まれた)」と明かしたのだ。
「この借金は、1988年に大竹しのぶと結婚したときに建てた豪邸を、離婚後に売却したときに負ったものです。
当時から、テレビで“誰か買うてくれへんか”とネタにしていましたが、やっと買い手が現れたのは、離婚から3年が経った95年。
バブル崩壊で地価が暴落し、10億円で建てたにもかかわらず、売れたのは3億5000万円と、当時、話題になりました」(芸能記者)
『行列~』では、実際は8億5000万円で購入していたことを明かし、最終的に残ったのは5億円の借金だったと告白したのだ。
「テレビではテンション高いお笑い芸人も、普段はおとなしく物静かというケースが多いんですが、さんまさんは普段から、あのまんま。
大阪までの新幹線で一緒になろうものなら、2時間35分間ずっと話しかけられると、芸人仲間からも恐れられていて、
暗い顔など誰にも見せたことがないだけに、この発言は驚きでしたよね」(構成作家)
“死ぬ”か“しゃべる”かの二択で、当然、さんまは“しゃべる”を選んだわけだが、それでも「声出ない夢を何回も見た」と言うから、大変なプレッシャーだったことだろう。
だが、やはり、さんまはただ者ではなかった。
その状況を、「すごい楽だった」と振り返っているのだ。
「“テレビのレギュラーがなくなったら俺は絶対終わるんやから”と話していましたが、開き直りの境地に達し、他のことを考える必要がなくなったということでしょうか」(前同)
さんまは、80年代から、ずっと第一線で活躍してきたように思われがちだが、実は、離婚後のイメージダウンからか、
90年代前半には『さんまのまんま』、『あっぱれさんま大先生』(ともにフジテレビ系)こそ続いていたものの、
ゴールデンタイムの冠番組が一本もない低迷期を迎えていた。
「当時の彼は、“人の話題でも自分の笑いに持っていく”といった批判も多く、さんまの時代も終わったと思われかけていたんです」(芸能ライター)
しかし、この借金の後、“V字回復”を現実のものとしているのだ。
「94年に始まった『恋のから騒ぎ』(日テレ系)を人気番組に押し上げ、96年には、30分番組だった『さんまのからくりTV』(TBS系)が1時間番組に拡大。
97年には『踊る!さんま御殿?』(日テレ系)をスタートしています。
借金を抱え、レギュラー存続や新番組を勝ち取るために、彼は共演者を含めた周りを活かすMC術を極めていったんですよね」(前同)
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20160207-77881337-taishuq
2016/2/7 09:00 日刊大衆
https://www.youtube.com/watch?v=t2r5lnCxCno
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