テクノ・ミュージックの魅力
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世界にはさまざまな音楽フェスがありますが、中には、DJが街中を車で移動してプレイするフェスもあるのだとか。
石野卓球さんはソロのテクノ・ミュージシャンとしても世界的な知名度を誇っています。
そんな彼が出演したことでも知られるのが、ドイツで行われた世界最大規模のテクノ・ミュージック・フェスティバル「ラブ・パレード」です。
現在は理由があり永続的な中止となっていますが、街を上げて巨大なテクノ祭りと化すことで有名だったこの伝説のイベントは一体どのようなイベントだったのでしょうか?
ラブ・パレードでは、DJは移動舞台としてDJセットを組んだ巨大なフロート(山車)に乗り、60cmはあろうかという巨大なスピーカーから大音量で音楽を流します。
一台だけでもインパクト大なのに、そうした山車が何台も軒を連ねて、ガンガンのダンスビートを響かせながら街を移動していきます。その音楽を楽しむために100万人もの人たちがヨーロッパ中から集まり、ベルリン市内を練り歩き、テクノ・ミュージックを聴き、一晩中踊り明かすのです。
■そもそも、テクノって何?
テクノの概念としての基本は、シンセサイザーやリズムマシンといったデジタル機材を使い、作られた音楽の総称です。テクノの源流の明確な定義をすることは難しいですが、ドイツのバンド、クラフトワーク、イギリスで起こったニュー・ウェーブと呼ばれるジャンルなどがその始まりだと言われています。また、日本ではYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)がテクノブームを巻き起こし、世界にも大きな影響を与えました。電気グルーヴもYMOから影響を受けたアーティストの1組です。
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http://news.mynavi.jp/news/2016/03/01/364/