【悲報】カーナビのせいで人間の脳が劣化。テクノロジーの進化が人間の退化に繋がるという事実
|
|
【悲報】カーナビのせいで人間の脳が劣化。テクノロジーの進化が人間の退化に繋がるという事実
カーナビというテクノロジーが人間の脳や能力に劣化を引き起こしている。
スウェーデンのあるカップルが、イタリアのカプリ島に行こうとしてカーナビの指示に従って車を走らせて、最終的にカルピという街に到着した時に、イタリアの観光省の高官は「カプリは島です。彼らは橋をわたったり船に乗らなかったことを不思議に思わなかったのでしょうか?」とBBCの取材にドライに答えている。
NYのあるブログ・サイトでは、一人のドライバーがカーナビを盲信してリバーサイド・パークの階段から落ちそうになったハプニングが報告されているが、このエントリーの小見出しは「GPS脳がドライバーを誤らせた」というものだった。
これだけだったらまだマシだが、悲劇につながるものもある。インディアナ州では去年「閉鎖中」の標識があるにもかかわらず、カーナビに従ってそれを無視して、橋から転落してしまったカップルの話があった。カリフォルニアの国立公園デスバレーの僻地では、カーナビに従って廃路を通って行方不明になるケースが後を絶たないが、パークレンジャーたちの間ではこれがあまりにも頻繁に起こるために「GPSによる死」と名付けられているほどだ。
カーナビが普及しはじめたのはここ10年ほどだが、カーナビと人間の関係についての実証的な実験では、すでにわれわれが直感的に知っていたことを裏付けるような結果が出ている。
たとえばコーネル大学の研究者たちは、カーナビを使っているドライバーたちの行動を分析して、彼らが環境から「分離」していることを発見しており、「カーナビは必要とされる注意力のほとんどを消去してしまった」という結論を出している。
http://blogos.com/article/161924/